インフルエンザ情報


今年は1/4よりインフルエンザA型が当地区に出現し、ほぼ毎日10名前後の患者さんがA型を確認できています。 2月に入ってもしばらくはインフルエンザA型が流行するものと思われます。
保健所の発表では、新型インフルエンザが8割、残りの2割は流行性との事です。
B型はまだ出現していません。
当院でのインフルエンザA型の患者数(1月分)
人数 人数 人数 人数
1 - 9 7 17 9 25 11
2 - 10 30 18 15 26 11
3 - 11 7 19 8 27 11
4 2 12 3 20 14 28 10
5 2 13 8 21 9 29 7
6 9 14 9 22 7 30 8
7 2 15 3 23 10 31 11
8 5 16 12 24 12    
○インフルエンザの新しい治療
今年よりイナビルという吸入剤で1回投与で治療が終了する薬剤が発売になりました。
(従来のタミフルやリレンザでは5日間投与が必要)
当院でもこれを主として使用しています。
また、ラピアクタという注射剤も発売されています。比較的重症の方や吸入の出来ない方、合併症があって重症が予測される方に有効です。 これも1日の注射(場合によっては2日間)で治療が終了します。

○感染性腸炎について
発熱と嘔吐、胃痛、下痢などの症状が急に発症し、上気道の症状(鼻水、のどの痛み、咳など)がない場合は、インフルエンザではなく ノロウイルスを主体とする急性ウイルス性胃腸炎とみられます。 冬の時期に流行します。